Interview
インタビュー
ベンチャースピリットで、会社とともに成長する
2017年 中途入社
NET営業部 部長(兼 ICT推進室 室長)
NET営業部の責任者としてメンバーを牽引し、日夜、魅力あるECサイトづくりに邁進中
※2020年インタビュー
成果の実感と成長機会の多さがECビジネスの大きな魅力
NET営業部では自社ECとモール系ECを含めた4チャネルのサイトを運営しており、中心となる2000点の照明器具と、家具・インテリア雑貨など約5000点の商品を取り扱っています。その多くが著名なデザイナーや建築家と深い関わりを持ち、芸術性に富んだアートのような存在です。私たちの仕事はこれらの魅力を文脈に乗せて紹介する事から始まりますが、統計データからお客様の嗜好を可視化し、その結果をもとにマーケティング施策を活性化させていきます。このような活動を通じて、毎月多くの新規訪問数を獲得し、成果をリアルタイムに実感する事ができます。美しいものに共感する心とマーケター視点、その両面を追求する事がこの仕事の難しさであり、また最大の魅力です。また成長が著しく競合参入も激しいECの世界では、日々新しい機能がリリースされ、目まぐるしくサービスや価値も変化します。常に知識とスキルをアップデートしていく必然性を前向きに捉えれば、これもまた楽しさの一つです。
異業界への転職が仕事のスタンスの足固めに
30代半ば、「より広い視点をもたなければ自分の成長はない」という想いにかられ、はじめての転職を経験しました。転職先は異業界のベンチャー企業。そして未経験のマーケティング職でした。ベンチャーならではの足回りの速さに翻弄されながら我武者羅な毎日を過ごしましたが、いろいろなタイプの人を巻き込むコミュニケーション力や、不確実な状況への耐性、専門性を保ちつつも、守備範囲を拡げようとするというフレキシビリティなど、総じてベンチャースピリットの分子が自分にも少なからず備わったこのタイミングは、最も大きなターニングポイントだったと思います。
メンバー全員が自己成長を実感できる職場を
日常的に意識することは2つあり、1つは「考えながら走ること」。
考えているだけでもダメ。動いているだけでもダメ。実行しながら検証して、計画通り進まなかった時は、また戦略を立て軌道修正していく事を大事にしています。もう1つは「信じる力と疑う力を半々に持つこと」。
まさに半信半疑な状態こそ、あらゆる手段の改善チャンスではないかと捉えています。なぜ、それをやるのか。なぜ、そのやり方なのか。自分にもチームにも、この質問をよく投げかけます。疑問を呈し、説得力のある反証を試みることで確信や新たなアイデアを生み出す事ができるので、あらゆる物事に対する「思考の型」として意識します。もちろん場合により強弱をつけながら、時に息抜きもしますが、ふと過去を顧みた時、自己成長を各々が実感できる職場でありたいと思っています。
伝統と革新に触れられる会社
長年にわたって照明文化の普及に努めてきたYAMAGIWAには、照明商品の広大なアーカイブがあります。その多くは自身が入社する遙か昔のものですが、現在のインテリアでも十分通用する美しさを備えていることに感銘を覚えます。EC事業を通して照明商品を取り扱う現在の仕事もまた、そうした脈々と続く伝統に繋がることを思うと、大きな魅力を感じると同時に、伝統を未来へと繋げる重責も感じています。また一方で長い歴史がある中でも、部門を跨いだフラットな意見交換は多く、革新的な風土はまさに私の大切にするベンチャースピリットと合致するところです。数年前に私が体験した「越境転職」はますます増加傾向にあります。例えば営業職では「異業種×同職種転職」が7割を占めるようになりました。異業種ならではのノウハウや経験が、即効性のある提案に繋げられる事もありますし、内部からは起こり得なかった変化を作り出す事にも繋がります。その意味で、異業種からの転職者を積極的に採用するYAMAGIWAには、他業種のメリットを取り入れるようとする柔軟さを感じますし、今の革新的風土の基盤になっていると思います。
将来的には全部署に関わりながらWEB的側面からの事業促進や、課題解決を導くポジショニングをイメージしつつ、YAMAGIWAの魅力を更に大きなものにしていきたいと思います。