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一般社団法人照明学会「照明施設賞」を受賞しました

オリジナル照明をはじめ世界の照明・家具ブランドの輸入・販売を行う株式会社YAMAGIWA(本社:東京都港区、CEO:松川晋也、以下当社)は、当社が照明計画・設計を手掛けた「セラミックパークMINO 岐阜県現代陶芸美術館」「香美市立図書館 かみーる」の2プロジェクトが一般社団法人 照明学会が主催する「照明施設賞」を受賞したことをお知らせします。

セラミックパークMINO 岐阜県現代陶芸美術館

建築家・磯崎新氏の設計で2002年に開館した「セラミックパーク MINO」内の県立美術館。開館20周年を翌年に控えた 2021年11月から改修工事を実施し、2022年9月に営業を再開しました。
白く開放的なホワイトキューブの空間を均質に照らす光天井は、最小限のランプ本数でどの角度から見ても光膜が均一に発光して見える光景を作り出しました。壁面展示ケースには、色味の再現性が高く色偏差の少ない高演色紫励起LEDを採用。美術館内のほぼ全エリアにてDALIによる個別調光制御を展示施設専用の無線タブレットシステムによって運用が可能です。既存の意匠を踏襲しつつ、LED の最新技術を駆使することで新たな照明環境を創り出しています。

プロジェクト概要

名称: セラミックパークMINO 岐阜県現代陶芸美術館
所在地: 岐阜県多治見市
竣工: 2022年8月
設計(竣工当時): 株式会社 磯崎新アトリエ
改修設計: カズ設備設計
照明計画・設計: YAMAGIWA PDC、YAMAGIWA TEC、YAMAGIWA 制御

香美市立図書館 かみーる

知の拠点・交流の場・発信の場をコンセプトに2022年11月にオープンした新図書館です。学びや交流の場となるオープンな閲覧室を、一枚の紙を折り込んだような有機的な屋根が包んでいます。屋根を支えるスチールの円弧梁と曲面木トラスに寄り添うよう、特注サスペンション器具を採用し、星のまち香美市をイメージした浮遊感のある光をつくりました。形状はシンプルなライン型器具でありながら縦横無尽な方向性を持つ配置によって、重要なアクセントとなり特徴的な空間を総合的に構成させ、書架の光・読書の光として無駄のない均質な光を提供しています。外構には遊歩道・駐車場と2種のBEGAを使い分け、明確で利用しやすい空間を創出しました。

プロジェクト概要

名称: 香美市立図書館 かみーる
所在地: 高知県香美市
竣工: 2022年8月
設計: 東畑・依光建築設計企業体
照明設計: 村岡治彦デザイン事務所
照明計画・設計: YAMAGIWA PDC、YAMAGIWA TEC

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<本件に関する報道関係のお問い合わせ先>
株式会社YAMAGIWA 広報宣伝室
Mail: press@yamagiwa.co.jp