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「FUWARI」が2024年度グッドデザイン賞を受賞

オリジナル照明をはじめ世界の照明・家具ブランドの輸入・販売、照明計画を行う株式会社YAMAGIWA(本社:東京都港区、CEO:松川晋也)は、販売する照明器具「FUWARI」が、このたび 2024 年度グッドデザイン賞 (主催:公益財団法人日本デザイン振興会) を受賞したことをお知らせいたします。

受賞製品概要

製品名称:  FUWARI
デザイナー: 永山祐子建築設計 永山祐子
製品説明:  光がふんわりと浮かんでいる風景を思い浮かべてデザインされたペンダント照明。内側にくるんと巻いた独特のカーブは、逐次成形という特殊な製法により生まれたものです。逐次成形の力のバランスにより生まれる金属特有の曲がりを活かし、1 点1点僅かに異なる形となっています。三角錐形状は吊るす角度、そしてみる角度によって微妙に表情が異なります。表面のバイブレーション加工によって光が拡散します。とてもシンプルな器具でありながら吊るし方などで細やかな変化が生まれるようにデザインされています。

グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
「ふわり」というネーミングにふさわしい、ゆったりとした浮遊感のある佇まいが心地よい照明である。逐次成形の製法により得られた形を、デザイン上の特徴として積極的に捉えることで新しい表現に到達した経緯は、製品開発におけるアプローチとして高く評価できる。緩やかなカーブを描くシェードのフォルムに組み合わせた、テクスチャーを感じさせる表面仕上げも柔らかな印象を生み出しており、和の空間にも違和感なく馴染む照明となっている。

グッドデザイン賞紹介ページ
https://www.g-mark.org/gallery/winners/23328

*逐次成形とは
インクリメンタルフォーミングとも言われ、金属を簡易的な金型で異形状に絞る技術加工方法。棒状の工具を金属の薄板に押し当てながら部分的に素材を変形させていきます。従来の金型を使用したプレス成形とは異なり、専用金型を必要とせず、多様なものづくりが可能です。逐次成形の力のバランスにより生まれる金属特有の曲がりを活かし、1 点 1 点僅かに異なる形に仕上がります。
制作協力・画像提供(左):富士工業株式会社 ディモールド事業推進部

逐次成形作業の様子
素材により曲がり具合が異なる

グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2024」
東京ミッドタウンにて行われるグッドデザイン賞受賞展にて、受賞製品を展示いたします。
名称:GOOD DESIGN EXHIBITION 2024
会場:東京ミッドタウン(住所:東京都港区赤坂 9-7-1)
会期:2024年11月1日(金)~11月5日(火)
開場時間:11:00~19:00 ※ 11/5 は 18:00 閉場

グッドデザイン賞
1957 年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「G マーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。https://www.g-mark.org/

<報道関係のお問い合わせ先>
株式会社YAMAGIWA 広報宣伝室
press@yamagiwa.co.jp