Interview
インタビュー
対話を通じてこだわりを結集させ、未来を照らす新しい光の価値を創出する
1999年新卒入社
執行役員 クリエイティブ事業部
入社時から数々の照明プランや、特注デザインを手掛ける照明デザイナーとして活躍。
2023年に執行役員に就任。現在、クリエイティブ事業部を統括する立場として、デザイナーやエンジニアが活躍できる組織づくりや、新たな技術や企画の推進に心血を注ぐ。
※2023年インタビュー
3部門の技術を駆使して光の価値を生み出す
入社時からPDCに在籍し、様々な案件の照明プランや、特注デザインを担当してきました。現在は照明デザイン部門のPDC室と特注照明設計部門のTEC室、調光エンジニアリング部門の制御システム室の3部門が統合されたクリエイティブ事業部の統括業務を行っています。3部門ともYAMAGIWAの照明技術の中枢であるため、3つの技術を駆使した案件対応に向けた組織づくりや、新たな技術や企画の推進など、日々各室長と密な情報交換を行いながら仕事に取り組んでいます。
こだわりの根底にある高いプロ意識
クリエイティブ事業部のメンバー全員が、YAMAGIWAの技術力を体現する存在です。技術者一人ひとりがデザイナーあるいはエンジニアとして異なった技術力を背景に、各々が異なった視点で光への強い「こだわり」を持っています。このこだわりの結集が化学反応を起こし、日々新しい価値を生み出すので、メンバーとの会話や議論は毎回尽きることがありません。メンバーが互いに協力しながら全国津々浦々でYAMAGIWAの技術力をもって活躍し、お客様に喜んでいただける光環境を提供できた時が最大の喜びであり、その喜びをチームで共有できることが、クリエイティブ事業の仕事の一番の魅力だと思います。この魅力を支えているのが「高いプロ意識」です。100年企業として、歴史を作り上げてきた先輩たちの功績があるからこそ高いプロ意識がYAMAGIWAの文化としてしっかりと根付き、YAMAGIWAで働く誇りが芽生え、仕事の魅力につながっているのだと思っています。
対話の重要性
デザイン実務を担当していた当時から、リーダーに求められることとして思い続けているのは「対話ができる存在であること」です。そのきっかけは私が照明デザイナーとして駆け出しの頃、ある会社オーナーのご自宅の照明デザインを担当させていただき、オーナーご自身が大変お忙しい中私の提案内容を最後までじっくりと聞いてくださったことです。提案内容だけでなく自分の存在自体を受け入れてもらえたという感覚が芽生え、このお客様が望まれていることを何としても叶えたいという気持ちになりました。この時に、話すことだけでなく聴くことによって対話=成果となることを、身をもって理解することができました。それ以来、組織マネジメントにおいても、メンバーとは対話を重視し、対話ができる環境を整えるようにしています。自分が伝えたい意見をメンバーにオープンに話すこと、またメンバーの話から出てくる新しい何かに対して、進んで自分自身をさらけ出しながら傾聴し理解すること。そのために、例えば自分の予定や所在がメンバーから常にわかるようにしておくこと。そうしながら対話を続けることができる自分でありたいと思っています。
輝かしく美しい未来を照らし出したい
YAMAGIWAが創業100周年を迎え、長い歴史を刻む中でお客様もそのニーズも大きく変化してきています。その中で新しい光の価値を創出していくためには、クリエイティブ事業部全体の技術力の向上・蓄積・継承が必須であり、またお客様にその技術力を知っていただくためにも、事業部から積極的にPRしていく必要があると思っています。また事業部内にとどまらず、経営の一翼を担う担い手として、YAMAGIWAの将来を担う若い人材とともに、製品開発や事業企画にも携わり、対話を通じてこだわりを結集させて、新しい光の価値を生み出し、輝かしく美しい未来を照らし出したいと思います。