Interview

インタビュー

積み重ねた経験とちょっとしたアイデアで、人と人、人と仕事とをつなげていく

1989年入社

1989年 中途入社 
東日本ソリューション営業部 全国プロジェクト開発室
美術館・博物館などの展示施設を中心としたソリューション営業を経て、
現在は案件獲得や受注に向けた総合プロデュースを行うプロジェクト開発室に所属。主に展示施設のプロジェクトマネジメントを担当している。
※2021年インタビュー

クリエイティブなことを仕事にしたかった

実は大学卒業後に音楽活動をしていたのですが、定職に就くタイミングで偶然巡り合ったのがYAMAGIWAの求人情報でした。第一印象は「クリエイティブな仕事」。音楽活動もそうだったのですが、当時はとにかくクリエイティブなことに携わりたい、という気持ちで応募したのを覚えています。ライブハウスで照明の演出を目にする機会が多かったこともあり、面白そうだと感じたことも理由かもしれません。

社内外で良いパスを回し、プロジェクトを成功に導く

これまで美術館・博物館のソリューション営業に多く携わってきました。その経験を活かし、現在は主に展示施設のプロジェクトマネジメントを担当しています。具体的には、自らオーナーや設計、施工業者、様々な立場の方々と密にやりとりを行いながら、そのプロジェクトが円滑に進むようにプロデュースを行う仕事です。

同時に、社内チームが案件関係者の方々と上手に関係性を築いていけるようマネジメントしていくことも私の大切な役割です。どんなに良い照明計画、器具があったとしても、お互いが「この人と仕事をしたい」「この人なら任せられる」と思える信頼関係が一番大切だと思っています。これまで培ってきた経験からちょっとしたアイデアをチームやお客様に投げかけ、一丸となってプロジェクトを成功に導いていけることがこの仕事の大きなやりがいです。

少し話は逸れますが、毎日曜日、地元でフットサルをしています。メンバーは老若男女、60歳越えから高校生くらいまでのグループです。いろんな個性がある中で、みんなの持ち味を生かしながら、パスを回しゲームを作っていく、どこか今の仕事にも通じるところがあるのかもしれませんね。

自分のターニングポイントとなる仕事に出会ってほしい

今の自分の仕事の立ち位置・方向性が明確になったのは、7年前に携わった京都での案件の出来事です。設計を担当された先生から「施主、設計、工事色々な立場があるけど、あなたのような間に入ってうまく動かせる人材がいないと事が上手くいかないんだよ」と言ってくださった一言が大きなきっかけとなりました。自分がそうであったように、特に今の若い世代のメンバーには、自分の居場所や役割に気付いて自信、そして誇りを持てるような、そんなターニングポイントとなるプロジェクトに出会ってほしいです。そのために、その人その人の個性を見極めてあげて、持ち味を活かせるようにフォローしていきたいと思っています。

最近では昔自分が担当したプロジェクトのリニューアル案件も出てきているのですが、この仕事に長く携わってきたからこその、残っていくこと、残していけることの感慨深さを感じました。同じように、いつか若い世代のメンバーがそう感じることができるプロジェクトを今後もつくっていきたいです。

YAMAGIWAでの仕事も、家族との時間も大切にしていきたい

YAMAGIWAはブランド認知が高い割に少人数の会社なので、大きな仕事を個人が裁量をもって取り組むことができる所が魅力のひとつです。

私も若い頃、著名なプロジェクトに携わったときに、両親・家族がすごく喜んでくれたのをよく覚えています。今でも妻と、かかわった美術館に旅行したりします。絵画じゃなくて、ついつい照明を見てしまうのも業界あるある、ですけどね(笑)。