三井記念美術館の前身「三井文庫別館」は、旧財閥三井家の収蔵品を展示するため1985年に設立、その後2005年、日本橋室町の三井本館への移転を機に現在の名称に改称されました。三井本館は、昭和初期の日本を代表する洋風建築として国の重要文化財に指定されています。今回の改修工事の主眼はインフラ系の整備で、空調、セキュリティ設備の更新、展示室・展示ケースの照明のLED化のほか、内装、什器備品も更新されました。ご採用頂いたスポットライトは参加企業名を伏せた状態での実機コンペにより、合計8社の中からYAMAGIWAが選ばれました。基本仕様のみならず、演色性、色温度、光の安全性、光の品位、調光調色性能、器具の安全性といった様々な点が同仕様の製品の中で高く評価されました。