Case Story

事例紹介

長浜市庁舎

Nagahama City Hall

災害対策拠点としての市民の安全・安心のシンボル

Facility Information

所在地
滋賀県長浜市
主要用途
市庁舎
設計
株式会社 日本設計
竣工
2015年
掲載PDF
YAMAGIWA NEWS 16

Outline

概要

旧市民病院の建物を全面的に改修し市庁舎として再生させながら、新たに増築する部分との調和を図った建物としています。旧市民病院建物は、外壁をPC版からECPに改修、塔屋を撤去、一部吹き抜けを新たに設けることなど、減築しながら補強することで建物を軽量化し耐震性を高めています。また減築によって設けた新たな吹き抜けは、建物の風通しや採光性能も向上させるなど、環境にも配慮した改修計画としています。市内を見渡すことの出来る「防災塔」を設置し、災害対策拠点としての市民の安全・安心のシンボルとするとともに、常夜灯として、市民に災害発生を知らせる機能も持たせています。(文:株式会社 日本設計 垣口 知久、中島 俊明)


この写真に使用されている商品
防災塔(夜景)
塔屋行灯照明

建物の特徴となっている防災塔は、夜間、常夜灯的な役割をする光となっています。その為、天井を逆四角推形状にする事により、小さな容量のLEDであっても光が空間全体に広がり柔らかな行灯を創り上げる事ができます。その光源をLEDフルカラーにする事で、季節や防災時などによって光が変わるプログラミングが施されており、市民とつながる光となっています。

議場(全景)

Product Information

特注壁面埋込アッパー照明 
間接アッパー照明

庁舎の核となる議場照明については、壁に光学制御されたアッパー照明を埋め込む事によって天井の反射により机上面照度を確保しています。その天井にはダウンライトなどの光源を一切設けていない代わりに琵琶湖の湖面をイメージした波形の反射板形状にする事で反射効率を高くし、高照度を確保しています。また、天井が一様に照らされることで明るさ感や広がりが感じられ象徴的な空間となっています。

廊下1F

Product Information

ダウンライト

廊下2F

Product Information

特注ウォールウォッシャー

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掲載商品