クラノバは大正ロマンあふれる銀山温泉を代表する宿 古山閣の隣に、東京でイタリア料理の修業をしたオーナーがオープンしたオーベルジュです。外観は1Fの通りに面した斜めの格子と2・3Fの垂直な格子や窓枠の輪郭を浮かび上がらせることで、周囲のノスタルジックな雰囲気と調和しながらも新しい感性を漂わせています。レストランに象徴的に存在する光壁は山形県在住の日本画家・古田和子氏の作品で、それを内照する事で幻想的で温かみのある空間を演出しています。客室や廊下は間接照明とフロアスタンドをメインに明るすぎない落ち着いた空間を作り出し、建物全体で街並みに溶け込んだ現代の非日常を表現しています。

この写真に使用されている商品
2・3F格子アッパー
1F斜め格子