建設された1933年(昭和8)当時の雰囲気をよみがえらせ、耐震補強改修を終えた御影公会堂。外回りには、安全性を高めるポールライトやガーデンライトを配すだけでなく、レンガ造りの外壁や特徴的な塔屋を照らし出すことで、造形としてより美しく地域のランドマーク的な存在感を演出しました。内部には保管資料から復刻させた器具を主に一部の器具改修やLEDランプ交換をしながら、昭和初期の印象高い空間をつくり、建築構造に添わせたライン照明や間接照明を採用することで、明るさの取れる機能性を含めた照明計画を行いました。今後は文化財申請も控えており、公共・文化施設としての利用・存在価値の高い空間として市民に開かれていきます。

この写真に使用されている商品
202集会室
特注シャンデリア
特注ブラケット
特注ボーダーライト