「“学びが見える、学びに触れる、学びあえる”大学のアカデミックシンボル」をテーマに計画された、開架50万冊・閉架110万冊、閲覧席2000席の規模をもつ、立命館大学衣笠キャンパスの新図書館です。建物中央に設置された３層吹抜けの本の谷「ライブラリーバレー」は、吹抜けに面した書棚をアッパーライトで照らすことで、大学のアカデミックシンボルにふさわしい象徴的な空間演出を行いました。建物全体ではインテリアの色調と合わせて照明の色温度に変化を持たせ、下階は活発な雰囲気、上階に上がるにつれて静かで落ち着きある雰囲気としています。PC床版で構成された約14mスパンの無柱大空間である2・3階高書架エリアは、床版リブピッチに合わせた上下配光の書架照明により、空間全体の明るさ感・開放感の確保と同時に、落ち着きある雰囲気を創りだしています。学生各々が自分の居場所を見つけて過ごすことができように設置された、個室感の高いキャレルタイプ・セミオープンタイプ等の多様なタイプの閲覧デスクには、それぞれにタスクライトを設置し、快適な照明環境を実現しています。

この写真に使用されている商品
GEMダウンライト
アッパーライト