火葬という人生における最終的で宿命的な儀礼が執り行われる火葬場には、住民との深いかかわりを持つとともに地域社会における必要不可欠な都市施設となってます。この施設にも最近の火葬場施設として、火葬棟・待合棟・葬祭棟の機能を併せ持ち、住民に違和感を抱かせない明るい公共施設とした環境づくりと、地域の特性を取り入れた空間構成としています。照明においても機能的なダウンライトなどはできるだけ最小限に抑え、間接照明を主にペンダントやブラケット、和や木材を意識する素材や形状を取り入れることで、遺族に安らぎとゆとりを与える厳かな空間をつくり出しました。

この写真に使用されている商品
特注間接照明

ペンダント　MAYUHANA　321P2868/321P2909W